月曜日

うつ病薬の副作用

うつ病薬の副作用については、三環系、四環系のうつ病薬、SSRIとそれぞれ副作用が違います。

三環系のうつ病薬の副作用は、アドレナリン、ヒスタミンという脳の受容体に作用するための副作用が考えられます。

主に口が渇く、便秘などの副作用が多く、頻脈、眠気、排尿困難などの症状も出現する場合があります。三環系のうつ病薬は緑内障、前立腺肥大などの病気をもっている人には投与ができない場合があります。

SSRIの副作用に関しては、主に脳内のセロトニンという神経伝達物質に作用するため、それに関した副作用が多いのが特徴です。

主に吐き気がするといった症状から、不安不眠などの精神症状までの症状が見られます。ただし吐き気に関しては、一過性の場合が多いようです。

SNRIの副作用に関しては、セロトニンとノルアドレナリンに作用するため、それに関した副作用が見られます。ノルアドレナリンの副作用としては排尿困難という症状が出現することが多いようです。

また、躁うつ病の人に投与すると、躁状態が強くなりすぎてしまう可能性もありますので、注意が必要なようです。