火曜日

新型うつ病とうつ病薬について

最近よく聞くのが今までの診断に当てはまらない、非定型うつ病、すなわち新型うつ病と呼ばれる病気が増えているようです。

ただこういった方々は、普通のうつ病とは違うからといってそれにあった薬などありませんから、一般的なうつ病と同じように、多少は抗うつ薬の処方はあると思います。

新型うつ病の場合は、うつ病の薬が効かないというわけではありませんが、うつ状態になっている時間が、慢性的ではなく、自分にとって不快な環境の時のみにうつ状態になったりするので、薬の処方も難しいですね。

明らかにそういった環境がうつ病の原因ならば、環境を変えることが抗うつ薬を服用することよりも、重要になります。

また、薬物療法だけではなく、認知行動療法なども、うつ病の思考パターンという基準にのっとって治療が行われるので、新型うつ病には効果が期待できるかどうか定かではありません。

新型うつ病の場合は、薬がどうこうというよりも、はっきりしていない点が多いというところと、本当はちょっと違った障害である可能性も高いですから、必ずしも効果的とは言えないかもしれません。

新型うつ病の症状と原因